タイトル:進化しすぎた脳 中高生と語る[大脳生理学]の最前線
著者:池谷裕二
出版社:講談社
★概要:
大脳生理学を中心に、心理学、哲学について、著者と高校生のディスカッションの様子をまとめた本。
人とコンピュータの違い、意識と無意識、感情とクオリアなどについて触れている。
★感想:
・高校生との対話方式で話が進んでいくため、一見難しそうな大脳生理学の最前線の内容も容易に理解できる。
・念力の科学という節で、脳に電極を刺すことによって道具を遠隔そうさできるようになった動物実験について触れていたが、これは人間にも応用できるなと感じた(以前、身体の不自由な人が声で道具を遠隔操作しているVTRを見た気がする)。
・記憶が曖昧なのは、脳がそういう仕組みになっているから、ということには驚いた。
・また、人に咽頭があって喋れるようになったから、喜びや悲しみという感情が持てるようになったことにも驚いた。人ってやっぱり他の動物とは違うんですね。
★この本も!!
・脳を活かす勉強法
2008年4月11日金曜日
進化しすぎた脳
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