2008年5月25日日曜日

マッキンゼー流プレゼンテーションの技術

タイトル:マッキンゼー流プレゼンテーションの技術
著者:ジーン・ゼラズニー
訳:数江良一/菅野誠二/大崎朋子
出版社:東洋経済新報社



★コメント
 プレゼンテーションでの技術はプレゼンテーションの場以外にも十分に使うことができる。それは、プレゼンテーションの本質が相手に(を)「伝える」「行動を起こさせる」「貢献する」というところにあるからである。
 相手は貴重な時間を割いてその耳を傾けている。そんな相手に少しでも有意義な時間、知識を提供することは話し手としての義務がある。
 本書ではプレゼンテーションのオープニングからエンディングまでの設計、チャートの描き方、プレゼンテーション中の立ち振る舞いについて参考になることが書かれている。

2008年5月17日土曜日

人生を変える80対20の法則

タイトル:人生を変える80対20の法則
著者:リチャード・コッチ
訳:仁平和夫
出版社:阪急コミュニケーションズ



★コメント
 「等価交換」という言葉のように、人はインプットした分だけアウトプットが返ってくると考える。その一方で、多くの努力をしたのにこれっぽっちの結果しかかえって来なかった、少しの出費でとても価値あるものを手に入れたいとも思う。そして、この「80対20の法則」では後者のケースが実際に多いことを示している。
 本当に大切なことは小さく、少なく単純なことだ。「物事の本質は20%のところにある」という強力なツールを用い、自分自身にとって大切なものが何かを見つけ、それを育み幸せになりたい。

2008年5月13日火曜日

勝てば官軍

タイトル:【成功の法則】勝てば官軍
著者:日本マクドナルド社長 藤田 田(デンと発音して下さい)
出版社:KKベストセラーズ



★コメント
 「無知の知」という言葉は紀元前に生まれた。知の大切さは2000年以上たった今でも依然変わりない。
 「勝てば官軍」で述べられている成功の法則を読み感じたことは「自分自身をもっと知る」ことの大切さについてだ。自分自身について知ることを考えたとき、趣味趣向、体調などのバイオリズム、生活のリズムなどがすぐに思いつくとだろう。それらの中で、自分自身がどのようなバイアスを持っているのかを知ることから、自分自身の本質が見えてくる。そして、それを上手に利用してやることが成功の近道である。
 また、今は簡単にインターネットで「情報」を手に入れることが出来る。衣服、食品などの身の回りにあるものや、日本も含め出身地についてのルーツを調べ知ることも自分自身を知る手がかりになる。

★この本も
・紀元前から存在する成功の法則・・・高校生が感動した「論語」

2008年5月9日金曜日

「続ける」技術

タイトル:「今度こそ!」本気で目標達成したい人のための「続ける」技術
著者:石田淳
出版社:フォレスト出版



★コメント
 「簡単なことは続けやすい」これを逆に考えると「難しいことは続け難い」ということになる。大きな目標を立てるからすぐに挫折してしまう。もし、あなたがしたくないことを習慣にしたいなら、ちょっとずつで良い、それを毎日するのだ。もしあなたがしたいことを辞めたいなら、ちょっとずつで良い、それを難しくするのだ。
 通勤、お昼休み、寝る前、トイレなどの「隙間時間」と呼ばれる時間こそ良い習慣を作り、辞めたい習慣を辞めるチャンスである。ついついマンガ、お菓子、タバコに手が伸びてしまう隙間時間。その隙間時間を上手く使おう。「少しずつ」から始めてみよう、辞めてみよう。良いことも悪いことも、塵も積もれば山となる、である。

★この本も
・「少しずつ」があなたの夢をかなえる・・・夢をかなえるゾウ

2008年5月8日木曜日

カエルを食べてしまえ!

タイトル:カエルを食べてしまえ!
著者:ブライアン・トレイシー
訳:門田美鈴
出版社:ダイヤモンド社



★コメント
 「カエル」とは一番大きく重要なこと「一番重要でやっかいな事からすませなさい!」本書の帯にかかれていることをそのまま引用した。そして、本書の第一章の初めに書かれている大原則、目標を「書き出してみる
 自分の目的をはっきりと目に見える形にし、その本質を見抜き行動に移す。もしかしたら、本質なんていう難しい言葉を使う必要は無いかもしれない。目標を達成するためにしなければならないことからあなたが最もしたくない事、嫌なこと、面倒くさいことを自分で選んで、少しずつコツコツそれだけをすれば良い。それが成功の秘訣だ。

2008年5月6日火曜日

個性を捨てろ!型にはまれ!

タイトル:個性を捨てろ!型にはまれ!
著者:三田紀房
出版社:大和書房



★コメント
 オリジナリティに私も憧れる。誰とも違う自分になりたい、認められたい、と。しかし、ずば抜けた人を目の当たりにしたとき、自分自身はその人に対してどう思うだろうか。正直なところ、ものすごく憧れを抱くか、引いてしまうかのどちらかに収まると思う。
 茂木健一郎さんの著書”脳を活かす勉強法”で”偶有性”について説明している。偶有性とは”セキュア(予想できること)とチャレンジング(新しいこと)のバランスの取れている状態”のことである。
 ”基本が大切”というのは一足飛びで応用を行うことやオリジナリティを追求することを否定しているのではない。それで、上手くいくならそれにこしたことはない。ただ、その応用やオリジナリティを見た人はそれを素直に受け入れるだろうか?
 分かりやすさ、単純、基本、これらは安心感であり愛である

★この本も
・今までの考え方を捨てる・・・千円札は拾うな。
・偶有性・・・脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」