2008年10月16日木曜日

史上最強の人生戦略マニュアル フィリップ・マグロー(著) 勝間和代(訳)

真っ赤な表紙に史上最強の文字。
そして"勝間和代"とくれば読まずにはいられません。



こんな人におすすめです。
・今の仕事でもっとお金を稼げないことに不満を抱いている
・自分には今以上のことを成し遂げる能力がある
・自分にうんざりしている
・感情がかけた不毛の生活あるいは結婚に黙って堪えている
・死ぬほど退屈でやりがいのない仕事を無気力にだらだら続けている
・手に負えない金銭的負担にくるしんでいる
・罪悪感や不満、憂鬱をいつもでも引きずって生きている
と帯にかかれているので、該当する方は是非読んでください。

429ページあるのでボリュームがあります。
大事な箇所は太字になっているので、要点が分かりやすいです。
パラパラめくって目に(心に)とまったフレーズがあればその前後を読む、という読み方も良いと思います。
(↑私はこの方法で読みました)
課題がいくつか収録されています。
読むだけで終わらせないのもこの本の良い点に感じました。

人生において自己責任への自覚が重要であることに、話のポイントを絞っていたので分かりやすかったです。
そして、このポイントが学び&気づきでもありました。

本の評価ですが、暫定"史上最強"ってところですね。。
まだまだ読んでない本もたくさんありますしね。
でも、"自己啓発本四天王"には入りそうです(笑)

読んで損はしないオススメの本です。

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2008年10月14日火曜日

鏡の法則 野口嘉則(著)

読んだ人の9割が涙した!
という帯をみて購入した一冊を紹介します。

電車の中で読んだのですが、涙をこらえるので大変でした;

★どんな本?
人生のルールにより親子、夫婦の絆が深まる感動のストーリーです。
身近な人と最近上手くいってないな、という方は是非読んでください!
大切にしたい暖かい気持ちが帰ってきます。。
本書は100ページ未満なので、久しぶりに読書をされる方には良いのではないかと思います。

野口嘉則さんは"3つの真実"の著者でもあります。
もし"鏡の法則"が良かったなと思う方は、是非"3つの真実"も読んでみてください。
こちらもオススメの本です。

野口嘉則さんが運営なさっているブログのURLを貼っておきます!
野口嘉則 公式ブログ 「幸せ成功力を高めよう」

★ぐっと来た言葉と私の一言
沢山書くとストーリー全てになってしまうので、今回は一つだけ。。

現実に起きる出来事は、一つの「結果」です。「結果」には必ず「原因」があり、その原因は、あなたの心の中にあるのです。
→嫌なことならもう起こらないようにしたいし、幸せなことならまた起こって欲しい。なぜそれが起こったか、を考えてみることはとても価値があることだと思います。その原因が心の中にあるなら、人はもっと幸せになれると思います。心は唯一自由に自分でコントロールできるものなのですから。

★コメント
幸せは幸せを呼び、不幸は不幸を呼ぶ。
これは人生の法則だと思います。
そして、自分が幸せか不幸かは自分で決めることが出来ると信じています。

人は条件を与えられるとついそれに納得してしまう癖があります。
自分が辛い、寂しい、不幸だということを自覚するような条件を、自分自身で与えないこと!
そして、幸せだと自覚できる条件を見つけ与えること!

あと、物事の表面的な部分や、自分の思い込みで物事を見過ぎないこと。
コミュニケーションにおいて、半歩先の相手の気持ちを読み取ってあげることが出来たら、もっとお互いが気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。
自分自身についてもそう。
心の上辺にある価値観よりもっと大切なものが、その奥にあるのではないでしょうか。
過剰に反応的にならずに、少しだけ冷静に相手の、自分の心の奥を覗くことって大切だと思います。

世界中の人があと少しずつ自分のことを大切にできたら、もっと世の中が良くなるんじゃないかなと思う秋の夜長です。。

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2008年10月12日日曜日

脳と創造性 茂木健一郎(著)

読書の秋!
みなさんも色々な本を読んでいるのではないかと思います。

今回は久しぶりに脳科学からの自分探しをしてみようと購入した本を紹介します。



★どんな本?
クリエイティブな発想やひらめきはどのようにして生まれるのかを脳科学の観点から考えた本です。
また、世界・他者・自分がイメージする自分と、実際の自分とのずれの中から本来の自分を探すことや新しい自分を作り出すことについても述べられています。
自己啓発本を読む機会が多い人にとっては新しい自分探しの切り口が見つかると思います!
科学的な用語が出てくるので、足踏みをしてしまう箇所が少しありました。
しかし、全体を通して大切なことが繰り返し述べられているので、この本を通して茂木さんが伝えたいことは理解できると思います。
"脳を活かす勉強法 茂木健一郎(著)"をまだ読んでない方はそちらを先に読むと、この本が読みやすくなると思います!

★ぐっと来た言葉と私の一言
「自ら動く」という生命の本質こそが、人間の脳の創造性に繋がっているのである。
→十分な情報が与えられない状況で判断を下すこと(無から有の創造)はもっとも大切な感情の働きの一つだそうです。自分自身の感情をコントロールする、理解することが人として生きていく上でとても大切であることが分かります。

「自分探し」が同時に「他者探し」でなければならない所以である。
→脳には相手の行為を見て、自分がその行為をしていることを想像し、相手がどのような気持ちでその行為を行うのかを考える神経細胞があるようです。コミュニケーションはキャッチボールに例えられることがありますが、本来は自分と他者とのもっと深い繋がりを意味していると思います。

他人にどう思われようと自分は自分でしかないのと同じように、自らが置かれた文脈の切実さから生み出されたものは、たとえそれがマーケットを制覇することがなかったとしても、愛おしいことには変わりがない。
→学校・会社・その他の様々なコミュニティーごとに人は、その場に適した自分を作り出します。その自分が例え必要とされなくても、その創造性が素晴らしいことであることを理解するとこが大切である、と言いたいのだと思います。

何かを表現するということは、実は、自分自身とのコミュニケーションでもある。運動出力をする「私」と、感覚入力を受ける「私」は、異なる「私」なのである。
→人は自分自身の行為をきちんとフィードバックできる仕組みになっていることがわかります。想像している自分の姿と実際の姿にずれがあるからこそ、工夫をこらし、新しい自分を創造できるのですね。

危機(emergency)と創発(emergence)の語源が同じであるということには、深い意味がある。この世界に成功を保証されている人間は一人もいない。
→ピンチは創造のチャンスだと思います。将来に絶対がなからこそ、そこに創造のチャンスが眠っているんですね。

人生の全ての出来事は、一瞬一瞬がかけがいのない一回性の出来事である。しかし現実的には、日常の中で出会う様々な出来事は、私たちの意識の中で無限の重要さの階調を持つ。
→今までの人生での大切にしている思いでは、他のものと比較してインパクトが強かったために大切に思えています。それ以外の出来事が意味のないものでなかったことに気づきました。

★コメント
この本で茂木さんは、もっと"ずれ"を愉しもう!と言いたかったのではないかと考えます。
同じように流れる毎日の中にも、きっと昨日と今日では違う何かがある。
その差にもっと刺激的な明日を作るヒントがあるのではないかと思います。
また、何事にも食わず嫌いな姿勢が大切なことも学べました。

自分探しという観点からは、"ゲシュタルト崩壊"の話が新しい学びになりました。
脳の神経細胞は、同じ活動モードを続けていくと、いつの間にかその軌道から逸脱する傾向を持っているそうです。
例えば、"あ"という文字をじっと見つめていると、訳のわからないものに見えてくることです。
新しい自分を探したいと思ったら、まず自分自身を良く観察して自分をゲシュタルト崩壊させることも大切なのかなと思いました。

上手くこの本のよさ伝えたい「私」と表現できていない「私」の"ずれ"を愉しみつつ、今回の書評を〆させていただきます;

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2008年10月7日火曜日

45分で強い自分になろう ポール・マッケンナ(著) 柴田裕之(訳)

"45分で"というタイトルに惹かれ、久しぶりに自己啓発本に手を出してみました。
「自信」獲得プログラミングCDも付いています。



★どんな本?
自信も勉強と同じで毎日の習慣の中で身に着けることが出来るということがよく分かる一冊でした。
また、自分の選んだエクササイズと付属のCDにより毎日45分の時間を使って自信をつけよう!というのも本書のポイントだと思います。
紹介されているエクササイズは21種類あり、短時間で出来るものばかりです。
付属のCDは約36分で、聞いたあとは体と心がリラックスできました。
個人的に良かったと思うのは、各章各節の冒頭に内容とマッチした様々な偉人の名言が書かれていることでした。
お気に入りの名言をみつけて心に留め、自分の自信を奮い立たせるおまじないとして使うのもよいと思います。
自分に自信をつけたい人、前向きに毎日に取り組みたい人にオススメです。

★ぐっと来た言葉と私の一言
人が失敗するのは欠落があるからではなく、失敗が成功の元だからだ。
→その全てで自分の価値が決まってしまうわけではないことを忘れないでおこう。ピンチがチャンス。

ありのままの自分でいるのが心地よい
→普段から自信をもった自分でいれば、自分がもっと好きになれるはず!

ありきたりであることへの恐れ
→人は他人と自分を表面的に比較し、平凡であることを恐れる。でも、自信というものは自己の内面に存在するものであり、自己は一意であるから、比較し恐れ自信を失う必要はこれっぽっちもない!!

わたしたちの習慣には、たまたま身について、そのままになっているものがかなり多い。
→自信も習慣によって身につけよう!本書はどのようにして自信を身につけるかを教えてくれます。

何でも完全に自分の思いどおりにできる唯一の場所が、自分の心なのだ
→好き・嫌い、成功・失敗、自信がある・ない。全部自分で決めていることなのです。

この不快な気分は私にどんなメッセージを送ろうとしているのか?
→嫌な思いをしたとき、何がそうさせているのか考えよう。自分の心を理解する習慣を作ろう。

何かを「しない」ためには、最初、それをすることについて考えなければならないからだ。
→やめたい・したくない・逃げたい、と思えば思うほど、それに引き寄せられてしまう。だから、嫌なことは初めから考える必要はない、という教えですね。

失敗というのは態度であって、結果ではない。-ハーヴィ・マッケイ
→数ある名言のなかで一番ぐっときた言葉。結果はゲームのスコア。成功・失敗は態度。心に刻んでおこう。

★コメント
付属のCDを聴きはじめて二日目。
聞き終わったあとは不思議とリラックスできています。
今日より明日。
自分に自信をもって生活できるように本書での学びを活かそうと思います。


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2008年10月2日木曜日

気くばりのすすめ 鈴木健二(著)

みなさんお元気でしょうか?

先月は"リスペクト読書月間"と題して、リンク先のブロガーさんが紹介している本や、知人の方から紹介していただいた本を紹介しました。

みなさんありがとうございます。

今回紹介する本も知人の方から紹介していただいた本です。



★どんな本?
コミュニケーションをとる上で大切なことの一つである"気くばり(思いやり)"。
本書では、著者自身の経験、会社、家族などのシチュエーションから、気くばりとはどのようなことかや、人間関係を円滑にするためのヒントが具体的に書かれています。
書かれている内容はすぐに実践できるものも多く、ちょっとしたことから自分を変えたい、"あの人"との距離を縮めたいを考えている方にオススメの本です。

★ぐっと来た言葉と私の一言
母と父が愛を絆として結ばれたおかげでこの世に誕生して以来、人生の全ては出会いによって編み上げられていく。
→気くばりのバックボーンに"感謝"や"敬意"を感じました。

お互いに名前をよく呼び合う
→自分を呼ばれるとき名前で呼んでもらうとうれしく感じます。して欲しいことはまず自分から相手にしたいものです。

人間的価値というものは、平凡な事柄の連続である日常生活の中で学び取られるものであって、その集積がその人間の全人格をあらわすのである。
→習慣こそ才能ですね。私はこれを"人生の大数の法則"と呼んでいます。

知りて行わざれば、知らざるに等し
→インプット+アウトプット。優しい言葉をかけたり、困っている人を助けたり、頭の中だけで考えるだけでなく実際に行動に移そう!小さな勇気を振り絞ろう!

話をすることは人間関係をつくるもっとも重要な基本だが、話というと、しゃべることと錯覚していることが多い。話は話す人と聞く人がいてはじめて成立する行為なのである。そして、話すことよりも聞くことのほうが大切なのである。
→全ての人がとは思っていませんが、人ってどうしてこんなにお喋りなんでしょうか?それはさておき、何事も相手が必要なことを忘れてはいけません。

自分の気持ちを声の大きさで表現することは、かえって損することに気がつかないのである。
→こっそりと、ささやくように話すと相手はその話に重要さを感じ、特別な扱いを感じるそうです。これは使えそうです。

挨拶の"挨"という字は、「開く」という意味であり、"拶"は「迫る」という意味だ。つまり挨拶というのは、「心を開いて相手に迫る」ことなのである。
→なぜ挨拶を始めにするのか。その意味を理解できました。挨拶はコミュニケーションの中で一番大切なことだと思いました。

★コメント
挨拶の意味を知れたのは大きな収穫でした。
そして"自分のして欲しいことはまず相手にしてあげること"、"思いやりは行動で示すこと"を大切にしていきたいです。

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