2008年4月20日日曜日

愛は脳を活性化する

タイトル:愛は脳を活性化する
著者:松本 元
出版社:岩波科学ライブラリー



★コメント
・本書の前半では、脳型コンピュータの作成にあたり、人の脳の特徴として「価値」と「認識」の二重性について触れている。
・「価値」の判断は二重構造になっていて、初めは”嫌だ”と判断しても、動機付けにより”なんとか行おう”と変化する。
・人は言い訳するのが上手なため、すぐに障壁が出来て動機付けまでなかなか行き着けないと思う。
・よって「価値」の判断の際、初めのステップで”好き”や”行いたい”と考える、感じることが出来るようになることが大切である。
・また、人は偏見を持ちやすい。
・というか、脳に入力された情報は汎化されるので、偏見をもってしまうのは当たり前なのだが。
・よって一度「認識」したものに対する評価はなかなか返られないのである。
・また、人は欲求する生き物であることについても触れている。
・全てのモノは二面性を持っていると思う。
・よって、対象の陽の部分を見つけ好意を持つことが出来れば、その愛によって脳は活性化することが理解出来た。

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