2008年3月31日月曜日

夢をかなえるゾウ

タイトル:夢をかなえるゾウ
著者:水野敬也
出版社:飛鳥新社



★こんな人にオススメ
・読みやすい自己啓発書を探している人
・小説が好きな人

★概要
”変わりたい”と願うサラリーマンにゾウの神様のガネーシャが一日一つずつ課題を与えるお話。

★感想
ガネーシャからの課題は一日一つずつなんですが、面白くてついつい一気読みしてしまいました;
堅苦しい自己啓発書が苦手なひとにはとてもオススメの一冊です。

★この本も!
7つの習慣

脳を活かす勉強法

タイトル:脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」
著者:茂木健一郎
出版社:PHP出版



★こんな人にオススメ
・効果的な学習方法を知りたい人

★概要
達成感を感じたとき、脳からドーパミン(気持ちいいと感じる成分)が分泌される。
達成感を感じるためには、自分が出来ないことを試行錯誤し、何度も繰り替えす必要がある。
達成感とドーパミンの分泌を利用した、強化学習、タイムプレッシャー瞬間集中法などの学習方法を紹介している。

★感想
 強化学習において大切なのは難しいことにチャレンジし、それを「繰り返し行う」という点だと思う。
「継続は力なり」、「才能とは習慣である」というように続けること、そしてその先にある達成感を感じることが、モチベーションを高め、進歩するのに重要なことであることがわかった。
 また、タイムプレッシャーにおいては負荷による学習の中で、時間をいかに使うか、短時間でも手を抜かずに学習を行う、などのことを十分に考慮することが大切になってくると思う。
つまり、ただ勉強するだけでなく、「勉強の仕方を考えて勉強を行う」ことも必要になってくる。
そのためには、なぜ自分が勉強するのか、そのことを学びどうなりたいのか、などはっきりとした目標をたてることが重要であると思う。
 そして、瞬間集中法については、学習だけでなく生活の中で大いに有効活用できる考え方であると感じた。
学習も含め、規則正しい生活リズムや、運動、読書などの良い習慣作りにこの考え方は使えると思う。
朝起きたとき、あと5分だけ寝ようではなくそのときすぐに起きれば二度寝による寝坊を防ぐこともできるし、自由な時間のなかで読書をするのではなく、通勤の途中で読書を行うことにより、自由時間は保持され、なおかつ能動的な読書が出来る。しかも通勤は日々のことなので習慣化しやすい。

効率が10倍アップする新・知的生産術

タイトル:効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をグーグル化する方法
著者:勝間和代
出版社:ダイヤモンド社



★こんな人にオススメ
・IT機器を使うのが好きな人
・情報のインプット、アウトプット術について一冊の本で知りたい人

★概要
グーグルに象徴されるように、現代では”情報が通貨”となっている。そこで、アナログ手法とIT機器を上手に使ったインプット術、論理的な思考と構造によるアウトプット術による知的生産術や、知的生産のための生活習慣、人脈作りなど幅広く紹介している。

★感想
印象的だったのがインプットのための読書術に書かれていた”本は著者との対話”という言葉。
本に書かれている内容とは違いますが、まとめられた知識を安価で手に入れることが出来て、どこでも、何度でも読むことが出来るのは本ならではの魅力だと思う。

2008年3月30日日曜日

地頭力を鍛える

タイトル:地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェミル推定」
著者:細谷功
出版社:東洋経済新報社



★こんな人にオススメ
・コンサルタントを目指す人
・論理的な思考力を身に着けたい人

★概要
問題を、単純に、全体から、結論から考える力=地頭力の紹介と、地頭力を鍛えるためのフェミル推定を紹介している。フェミル推定とは、正確な答えと導き出すのが困難な問題の解を短時間で概算することである。

★感想
地頭力を鍛えると問題の解のアタリをつける能力が増すことが考えられる。
ある程度アタリをつけてから行動する効用は大きいと思う。
例えば、テストを受けたとき大体80点くらいだと思っていたが、結果は60点であった。このことからはどこが理解できていて、どこが理解できていなかったかというフィードバックを得ることが出来る。
アタリをつけずに、もし100点をとれても、それがまぐれならば次回同じ問題に直面したとき100点を取れるかはわからない。
まぐれでも100点は100点で評価はされますが。。
それでもどうやって解を考えたかは大切だと思う。
解が未知の問題でも、論理的な道筋を立ててみることはとても大切だと感じた。

スタバではグランデを買え!

タイトル:スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学
著者名:吉本佳生
出版社:ダイヤモンド社



★こんな人にオススメ
・身近な商品の価格に疑問を持っている人
・賢い消費者になりたい人

★概要
身の回りで売られているもので、同じものなのに価格が違うことがしばしある。
このことを、消費者、企業の立場から説明している。
値段の決定について、消費者の立場から”取引コスト”について説明している。企業の立場からは、”規模の経済性”や”範囲の経済性”について説明している。
さらに、経済格差についても触れている。

★感想
身近なモノやサービスを扱って説明しているため、経済学の話も理解しやすかった。
タイトルにある”スタバではグランデを買え!”ですが、その意味も読むと良く分かります。
これって、お客さん(消費者)だけが得をするんじゃないんです。
興味のある方は是非!

2008年3月27日木曜日

ロジカル・ライティング

タイトル:ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル
著者:照屋華子
出版社:東洋経済新報社



★こんな人にオススメ
・説得力のある文章を書きたい人

★概要
ロジカル・シンキングを利用した文章作成のスキルを紹介している。
伝えたい内容の重複、漏れ、ずれをなくす技術、伝えたい内容の結論と根拠、結論と方法を伝える技術を用いた論理的な説明方法に加え、視覚的にわかりやすい文章の作成方法と文章を作成するときに気をつけたい日本語表現について紹介している。

★感想
報告書などの避けたい例や具体的な例が記されていたので、”論理的”に表現するにはどのようにしたら良いか分かりやすかった。
また、日本語表現についての章では”~によって”や”れる・られる”の乱用が読み手の負担になることと共に、接続詞や語尾に少し気を使うだけで分かりやすい文章になるのには驚きだった。
学生のレポートや論文の発表の際もこれらの技術は役に立つと思った。

2008年3月26日水曜日

クリティカル・シンキング

タイトル:クリティカル・シンキング 「思考」と「行動」を高める基礎講座
著者:リチャード・ポール/リンダ・エルダー
訳:村田美子/巽由佳子
出版社:東洋経済新報社



★こんな人にオススメ
・人の思考と行動の仕組みに興味のある人
・フロイトを読んだことがある人

★概要
人の思考のメカニズムを知り、クリティカル・シンキング(自分自身の無意識に対し批判的な思考かつ論知的な思考)による意思の決定や問題解決の方法を紹介している。

★感想
クリティカル・シンキングは環境や境遇を問わない考える力だった。
だから、クリティカル・シンキングは非常に応用力の高い技術だと感じた。
特に、人の思考はほとんど日常のなかに埋もれている無意識から成り立っていて、それを意識し、論理的で理由付けのされた思考に転換していくという考え方は興味深かった。
さらに、クリティカルシンキングを身に着けることが出来れば、反応的でない能動的な選択が出来て、常に責任感を伴った思考と行動が出来そうだ。

7つの習慣

タイトル:7つの習慣
著者:スティーブン・R・コヴィー 川西茂(訳)
出版社:キングベアー出版



★こんな人にオススメ!
・より良い人間関係を築きたい人
・自分を磨きたい人

★概要
人間関係においての依存状態から自立へ、そして自立状態から相互依存状態へ自分自身を変えるための6つの習慣と、それを支える1つの習慣を紹介している。

★感想
パラダイム(世界の見方)の転換、そしてwin-winの概念を始めて知ったのがこの”7つの習慣”でした。
環境にとらわれず自分を磨き、そして相手を尊重することから始まる人間関係による相乗効果。
これのことを知れただけでも、大きな財産になりました。

2008年3月24日月曜日

レバレッジ・人脈術

タイトル:レバレッジ・人脈術
著者:本田直之
出版社:ダイヤモンド社



★こんな人にオススメ
・長期的な人付き合いを目指す人

★概要
コントリビューション(貢献)を基本とした人脈作りの紹介。
と、そのための自己投資のススメ。

★感想
自己投資の一つに、会いたい人と思わせる人になるために、パーソナルブランディングを行うことを薦めている。
このブログでのアウトプットがいつか自分のブランドになるようにしたい!

レバレッジ・シンキング

タイトル:レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
著者:本田直之
出版社:東洋経済新報社



★こんな人にオススメ
・お金をかけないで成果を出す自己投資法を探している人
・無駄が嫌いな人

★概要
”DMWL(少ない労力と時間で大きな成果を得る)”をキーワードとし、労力、時間、知識、人脈の4つの支店からの自己投資術を紹介している。

★感想
すぐに出来るレバレッジ・シンキングの実行例を考えてみた。

”いつもより、朝10分早起きする”

効果は・・・
・朝ごはんを食べる時間ができる
・一本早い電車に乗れる
・スケジュールのチェックができる
・くつが磨ける
・TVで朝の占いを見れる
・瞑想できる
・etc

朝から充実できて、一日快適に過ごせそうだ!
早速早起きしよう!!

ロジカル・シンキング

タイトル:ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル
著者:照屋華子・岡田恵子
出版社:東洋経済新報社



★こんな人にオススメ
・論理的な思考力と構成力をつけたい人
・説明をもっと上手くなりたい人

★概要
話の重複、漏れ、ずれをなくす技術、話の結論と根拠、結論と方法を伝える技術を用いた論理的な説明方法を紹介している。

★感想
なかなか説得力のあることを言ったな!と思っても相手に上手く伝えることが多い私にとってはとても役に立つ本でした。
三部構成になっていますが、一部の”書いたり話したりする前に”で述べられている、”課題、答え、期待する反応”の三要素が論理的思考の基礎となるので、まずはそこから押さえていきたい。
この本で得た知識をぜひブログで活用したい!!

人を動かす

タイトル:人を動かす
著者:D・カーネギー 山口博(訳)
出版社:創元社



★こんな人にオススメ
・人間関係をより円滑に行いたい人
・友人を増やしたい人

★概要
人間関係をより円滑に行うための30の原則を紹介している。
あらゆる自己啓発本の原点。
「相手に誠実な関心を寄せ、相手の自己の重要性を尊重すること」を大切にしている。

★感想
各節のタイトルを眺めるだけでもハッとするものが多い。
例えば・・・
・人の立場に身をおく
・誤りを指摘しない
・しゃべらせる
・まずほめる
・わずかなことでもほめる

胸が痛い;

話をするとき”私の”意見、考え、体験をどうしても話したくなるのは人の性だと思う。
ということは、聞き手の相手も同じ人。同じ性を持っている。
もっと相手の話を聞こうと思う。。

道は開ける

タイトル:道は開ける
著者:D・カーネギー 香川晶(訳)
出版社:創元社



★こんな人にオススメ
・過去のことに悩む人
・人間関係で悩む人

★概要
この本は、私たちが日々直面する悩みに対する取り組み方のヒントを与えてくれる。

★感想
本当に自分が悩みの最中にいるとき、どんなアドバイスも耳に入りにくいと思う。
それは自己防衛のために自分の心を閉ざしてしまっているからだと思う。
この”道は開ける”は、そんなときこそ心を開放することを進めているように感じた。
今、何かに悩む人にとってはとてもよい本です。
道は開けます!!

プロフィール

はじめまして。

ここでは私のプロフィールを簡単に紹介したいと思います。

★2008年3月現在

名前:eigo
職業:IT系
年齢:24歳
性別:男
趣味:読書、ファッション、スノーボード

★ブログを始めたきっかけ
みなさんが多くの本に触れることで、少しでも豊かな毎日を送ってほしいから。
似たマインドの人との出会いを期待して。。
大海にメッセージを詰めたビンを投げる気持ちではじめました!

★ブログに興味を持ってくれた方
ご意見、メッセージ喜んで承ります!
メールアドレスを記載しますので、是非よろしくお願い致します。

active.communication.69@gmail.com

どうぞ、”20代から始める読書”をよろしくお願いします。