2008年9月16日火曜日

人生と変えた5つのメール

また久しぶりの更新となってしまいました;

最近"働く"ということがどういうことなのか真剣に考えています。
なにかヒントになるような本に出合えたらいいなと思っています。
(もちろん自分でも探してみます!!)

今回は具太郎さんのブログで殿堂入りしている本を紹介したいと思います。



★Amazon.co.jpより
主人公は、入社3年目、事務用品を販売する中小企業の営業マン。
仕事はなんとか覚えたが、たいした成績もあげられずにいた。
「このままではいけない」「もっと成長したい」と思いつつ、何もできない日々。
漠然とした焦りと不安を感じる毎日を送っていた。

そんなある日、見知らぬ「誰か」から、一通の不思議なメールが携帯に届く。
メールの文面は、こんな問いかけから始まっていた。

――「君はビジネスマンとして成長したいかい?」

携帯メールに送られてくる「誰か」からの問いは、ビジネスマンとして、人間として成長するためのヒントがつまっていた。

携帯メールの5問の問いに導かれるように、主人公は、考え、行動して、答えを探す。そして、さまざまな壁を乗り越えてゆく――。

★どんな観点で読んだか
主人公に課される5つの問題の答えを自分で考える

★"どんな観点で読んだか"の答え
問1:
キャリア開発とは何をすることか?
主人公の回答:
やらねばならないことをやりながら、やりたいことを見つけ、それに近づくように努力すること。
私の回答:
どれだけ時間がかかっても、目的を持ち、それを達成すること。

問2:
人に仕事を頼むとき、大切なことは何か?
主人公の回答:
主体的に、この仕事をしたいという気持ちを前面に出して頼むこと。
そして、報告すること。
自分の仕事をしてくれた人に対して感謝することを忘れてはいけなくて、感謝の気持ち伝えるには報告するのが一番。
私の回答:
この仕事を達成するためには相手の強力がどうしても必要であることを真摯に伝える。
そして、相手に感謝することも含め、自分ができることは全て行う。

問3:
叱られたとき、最後に言う言葉は何か?
主人公の回答:
"ありがとう"を伝える。
全ての全ての場面でそうすべきである。
私の回答:
感謝を伝えること。
指示が含まれる場合は、それに従うこと。

問4:
自分の意見を言うのに必要なことは何か?
主人公の回答:
腹を据えることと、時に自分の気持ちを素直に言葉で表現すること。
私の回答:
嘘はつかない。
見栄は張らない。

問5:
出口が見つからないときは、どうすればよいか?
主人公の回答:
まず一度問題から離れる。
そして、客観的に問題を見つめなおす。
それから、目の前のことを実際にはじめる。
考える前に。
私の回答:
今、すべきこと、出来ることに集中する。
また、"本当のゴール"はいつも一歩先にあるということを思い出す。

★この本から得たもの
どこにでも気づきのチャンスがある

→常に問題意識をもつということ
→当たり前を一歩引いてみること

特にピンチがチャンス

→壁が目の前にハッキリと現れた状態に感謝する
→現状を見つめなおす良い機会
→乗り越えることより、その壁にチャレンジすることが大切

★コメント
ストーリーがある内容だったので非常に読みやすかったです。
いくつかの場面の中で主人公が躓き、悩むのですが、共感できる場面が多かったので、自分が主人公だったらどうするだろうか考えながら読むことができました。
学生と社会人の大きな違いは"利害関係"の有無であるとある方から学びました。
その点を踏まえれば、会社勤めでない方にもオススメの一冊です。
なにより大切なことは答えは自分で出すもの。
というより、自分で考えたこと、または直感を行動に移すこと。
そして、時間をかけて出来た成果が"答え"になるということが一番の気づきでした。

問題にぶつかったらまずラッキー!
ゆっくりでいい。
自分なりの答えを育めばいいと思います。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ご紹介有難う御座います!

殿堂入りした本を紹介していただくのは、かなりのプレッシャーを感じますが(笑)、いかがだったでしょうか?
読みやすさや内容だけを取り上げると「単純」であったと思いますが、考えさせられる内容ではなかったでしょうか?
この本が、eigoさんにとって収穫ある一冊であったことを願っています。

それではまたです。

eigo さんのコメント...

具太郎さんへ

コメントありがとうございます!
そして、返信が遅くなってしまって申し訳ありません。。

本書のポイントの一つは"気づき"であると思いました。
日ごろ何気なく過ごしていたら見過ごしてしまうこと、特に本書の中ではトラブルという目や耳を塞ぎたくなってしまう時ほど、自分の本当の気持ちや考えに気づくことが出来るということが分かりました。

また、自分以外のブロガーさんが紹介している本を紹介するということがとても責任のあることということも感じました。

色々な角度から前回、今回の書評を行って良かったと感じています。

これからも是非よろしくお願い致します。